男子予選が行われ12年ロンドン五輪、16年リオデジャネイロ五輪で個人総合2連覇の内村航平選手がまさかの予選落ちに終わり、世界選手権代表入りが絶望的になったこで引退の可能性を口にしました。

内村航平選手の引退をほのめかす理由は?

全日本選手権37位で予選落ちをした内村航平選手のコメントを聞いた時、「引退を覚悟しているな」と感じました。

そのコメントが以下になります。

「練習通り。練習でできなかったことは試合でできない」と振り返った。

今年の世界選手権代表入りが極めて難しくなったのは当然としても、「東京五輪は夢物語。このままじゃ無理。なんとかしたいけど、何をしたらいいのか分からない」と2020年について厳しい言葉を並べた。

今季の代表戦線に限っても「かなりゼロに近い。ゼロじゃないけど、10もない。1年間が終わったなという感覚でいる。諦めたくはないけど」と口にした。

 

「練習から気持ちを高めてもできない。意味が分からない感覚になっている。そこが改善できれば東京五輪は見えるかもしれないが、まあ厳しいでしょうね」とも話した内村選手。

「今大会は、今後には繋がらない。何にも繋がらない。終わったなって感じです」

このコメントを読むだけで本当に辛くなります。

今回の全日本選手権への挑戦は並々ならぬ意志での挑戦だったと思います。

その証拠に、ケガを押しての出場だったからです。

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内村航平選手の全日本選手権の内容は?

内村選手は最初の種目の床でラインオーバーすると、続くあん馬では移動技で落下し12・500点に終わった。

前半の3種目が終わった時点で2班の中で30位と、予選通過ラインの30位以内すら危ぶまれる状況だった。

4種目目の跳馬では、足がマット下まで出てしまうラインオーバー。

5種目目の平行棒では離れ技から腕でバーを受け止めた際に痛めていた左肩を悪化させ、落下。苦悶の表情を浮かべた。

最後の鉄棒にも出場。コバチ、カッシーナコールマンと離れ技を決めたが、最後の着地を決められなかった。

ネットの反応は?

内村航平選手の今後は?

世界選手権(10月・ドイツ、シュツットガルト)も絶望的となった。

今大会の予選、決勝、5月のNHK杯までの成績で個人総合枠3人が決定。NHK杯に進めない内村は個人総合での代表入りは消えた。

残る2人は6月の全日本種目別までの団体貢献度で決定する。

内村は昨年の世界選手権鉄棒の銀メダルで、種目別出場は決めているが、08年北京五輪から11大会続けてきた世界大会出場は、極めて厳しい状況となった。

内村航平選手まとめ

ケガを押しての出場から結果は全日本選手権予選落ち。

これまでのコメントを読む限りは、ある程度の覚悟を持って挑んだ全日本選手権だったかなと感じています。

東京オリンピックは夢物語。

もう一度、大声援を送りたいです。ガンバレ!内村航平選手!

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