陸上女子長距離の指導者として2000年シドニー五輪マラソン金メダルの高橋尚子さんら数々の名選手を育成した小出義雄氏が24日、死去。80歳でした。
大変、残念です。
突然の訃報に驚きましたし、今年(2019年)の3月末に指導者を勇退されていたことにも驚きでした。
小出義雄さんは陸上界では大変有名な方ですが、プロフィールや家族構成、また、小出義雄さんの意志を継がれる後継者などの存在などはまったく知りませんでした。
そこで、小出義雄さんのプロフィールや家族構成、後継者などを調べましたので紹介します。
小出義雄さんのプロフィール
名前:小出義雄(こいで よしお)
生年月日:1939年4月15日
出身地:千葉県佐倉市
出身校:順天堂大学
佐倉アスリート倶楽部代表取締役
2019年3月末で監督を勇退
千葉県立山武農業高等学校卒業後は、家業の農業に従事していましたが陸上競技への思い断つことができず、22歳で順天堂大学体育学部に入学しています。
箱根駅伝には1回生、2回生、3回生の計3年連続出場。
大学卒業後は、保険体育の教師となり、
千葉県立長生高等学校
千葉県立佐倉高等学校
船橋市立船橋高等学校
で教鞭をとり、鈴木秀夫、河合美香らを育てています。
このころからすでに指導方法には定評があり、必ず褒めて伸ばすといった指導方法だったそうです。
あんな笑顔で褒められたら絶対に頑張れますよね^^
素顔の小出義雄さんはお酒好きとしても知られていますね。
好きと言うよりは酒豪ですね(笑)
インタビューの時でも平気で顔を真っ赤にさせながら受け応えをしていましたから相当お好きなんでしょうね。
小出義雄さんの家族は?
小出さんが長生高校陸上部時代の教え子の啓子さんと1971年に結婚し、啓子さんとの間に3人の娘さんをもうけています。
教え子と結婚なんて、今の時代ならなかなかのことですね^^
しかし、この時代ならごく自然のことだったかもしれませんね。
お子さんは、
次女・小出正子(こいでまさこ 現高橋正子)
元積水化学陸上部のランナーで、現在は、引退し佐倉アスリート倶楽部のスタッフとして後進の指導をしています。
現在わかっているのは次女正子さんだけです。
小出義雄さんの後継者は?
近年は入退院を繰り返し、心臓が悪かった小出義雄さん。
後継者のことについてはこう語っています。
だが、3年ほど前から心疾患などで入退院を繰り返すようになったという。4月15日で80歳になる小出代表は「体力も衰え、指導者としてけじめをつけることにした」。今後は後継者の「相談役」となる。
参考http://mainichibooks.com
この参考記事の発行日が4月21日です。
監督を勇退されたのが3月31日。
訃報が報道されたのが4月24日。
すべてわかっていたかのような勇退には、なんだか込み上げてくるものがあります。
小出義雄さん曰く、今後は後継者の「相談役」となる、ということですから、すでに何名かの後継者はいると思いますが、真っ先に名前が挙がるのは、次女正子さんでしょうか。
佐倉アスリート倶楽部(AC)の小出義雄代表の元で指導にあたっていたということですから、その考えや指導方法は受け継がれていると思います。
さいごに
今でも人懐っこい笑顔の小出義雄さんが思い出されます。
顔を真っ赤にしながら高橋尚子さんに頬ずりする姿も。
心からご冥福をお祈りします。